こんにちは。2022年5月に
中途で入社しました、奥間です。
最近ではコロナもだいぶ落ち着いて
きたかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
マスクを着用せずに街を歩く人も増え、
徐々に以前の生活に戻りつつある気がします。
皆さんは普段、周りの風景を
どれくらい意識して見ていますか?
通勤時など、ふとした瞬間に
入ってくる景色の中には、
なぜそうなっているのか疑問に思ったり、
思わず笑ってしまうような物も数多く存在します。
その中でも「バス停の名前」について
気になったことがあり、
その事について書きたいと思います。
バス停には普通「おもろまち駅前」
「おもろまち一丁目」など
その場所の地名や有名な建物の名前のように、
人々に広く認知されている分かりやすい
名前が使われるかと思います。
名前を聞いて大体の場所がわかるように
作られているのでしょう。
ただ、中には命名の意図がわからない
面白いバス停もあり、
私の地元、沖縄市にも一つ
どうしてもわからないバス停が存在します。
東陽バスの「アパート前」バス停です。
「〇〇前」という名前は
別に不思議でもなんでもありません。
先述の「おもろまち駅前」を初め、「県庁前」、
「サンエーパルコシティ前」のように
そのほとんどが名前を聞いてそれだとわかる
固有名詞がついています。
対して、アパート…
どこから突っ込めば良いのかわかりませんが、
分かりづらい名前に思えます。
今回は私の主張を大きく3点に
まとめたいと思います✨
1. それっぽいアパートがない
この問題が一番大きいかと思いますが、
周りを見渡しても
それらしいアパートが見つかりません。
そもそも誰の?どこの?
アパートを指しているのでしょうか?
昔はこの地域を代表するアパートが
そこに建っていたのかもしれません。
だとしても、アパートには名前があるはずです。
「〇〇アパート前」のように、
アパートの名前が入ってさえいれば
もう少しマシにはなったかなと思います。
バス停を作った時に
誰も気が付かなかったのでしょうか。
一般的なアパートはその土地を象徴する建物で、
人々に広く認知される、なんてことはありません。
個人が所有している物であれば建て替えや
取り壊しなどが行われても
不思議じゃないでしょう。
2. アパートよりも目立つ建物が多い。
(県営団地、保育所、交番、
最近は市営団地もできた)
現在このバス停の周りには、県営団地、保育所、
交番など目につく建物が数多く存在します。
どうしても建物名を使いたかったなら、
せめて〇〇交番前とか、もっとわかりやすい
名前でも良かったのかな、と思います。
ここで、ふとある考えが頭に浮かびました。
「団地 = アパート」の可能性がある
調べてみると、不動産業界では、
2階建て以下の共同住宅をアパート、
3回建て以上をマンションとすることが
多いらしいです。
ただ、明確な定義があるわけではなく
不動産会社や大家さんによって変化するとのこと。
あまりにも曖昧すぎて、
そんなのをバス停につけるなよ!
という思いが増しましたが、
「団地 = アパート」
という方程式の説得力も増してきました。
「この建物は確かに県営団地と名前が
ついているが、構造上はアパートであるから
アパート前で何も問題はないはずだ!」
と主張されると、確かに。というほかありません。
私の負けです、参りました。
と、なると思ったのでしょうか?
今回はアパートの定義について話しているのでは
ありません。もっとわかりやすい名前が
あるはずだと、話しているのです。
「団地 = アパート」が成り立つなら、
「県営団地前」という名前でも
問題はないはずです。
そっちの方がわかりやすいです。絶対に。
3. 泡瀬6丁目にあるが、泡瀬6丁目というバス停はない
このバス停は沖縄市泡瀬6丁目にあるのですが、
私が調べた限りでは「泡瀬6丁目」という
バス停は存在しません。純粋な疑問なのですが、
なぜそこをスルーしているのでしょうか?
住所という概念を知っている人であれば
「泡瀬6丁目」というバス停名を聞いただけで、
泡瀬の6丁目にあるバス停なんだろうな、
と想像できます。
泡瀬6丁目に用事がある時には、たとえ初めてでも
直感的に自分が降りるべきバス停がわかるのです。
「泡瀬6丁目」は「アパート前」と比べて、
かなり優秀なバス停名であることは明白です。
特に理由もないのであれば、
改名しても良いと思います。
以上が「アパート前」バス停に対しての、
私の思うところになります。
皆さんも、
周りに潜む面白いこと、疑問に思うこと、
探してみてはいかがでしょうか。
何気ない散歩やドライブが
より一層楽しくなりそうな気がしませんか?
名前が分かりづらいと言いながら、
私はこのバス停のことを
一生忘れる事はないでしょう。
もしかすると、それが狙いなのかもしれません。