こんにちは!
業務繁忙が続き、ビッタビタに師走を感じる川満です。
2021年は部署異動もあり、ゴン攻めの1年でしたが、
私が6年間抱き続けたある夢が叶った年でもありました。
それは「東京オリンピックボランティア」への参加です 🏆🔥🏟
今回は下記構成でその6年間を振り返るとともに
五輪の雰囲気や選手間の風習など、
現場でしか味わえない情報も
お届けできればと思います!
①ボランティア参加に至るまで
②担当業務は「チームリエゾン」
③大会当日
①ボランティア参加に至るまで
オリンピックボランティアの存在を知ったのは
高校3年生の頃でした。
部活の引退を機に、有り余る力を勉学へ昇華させようと
思い立った矢先の出来事だったと覚えています。
当時ハンドボール界は
世界選手権2015が終わったばかりであり、
「なんとしてでも画面越しで見てきた選手に会いたい!」
とワクワクしていました。
そんな中、広報された五輪ボランティアの募集要項を見ると、
語学力があれば尚望ましいと注意書きが…。
「is/am/are」の違いもわからなかった私は
この日を境に語学学習に力を入れ、
その2年後には英検準1級を取得。
2018年夏から始まる募集にアピールポイントが間に合い
応募、面接、研修、研修、研修…。
▼実際の応募フォーム(入力事項多かった汗)
そして1年の延期を経て、待ちに待った業務割当が
メールで送られてきたのです。
②担当業務は「チームリエゾン」
大会ボランティアの役割は様々です。
選手の送迎やドーピング検査、競技結果を入力する事務作業などがあり
それらの中から第3希望まで選択できます。
私は「競技」、「式典」、「メディア」の順で提出しましたが、
第1希望はもちろんハンドボール競技でした。
そして2020年3月に発表された業務はなんと!
念願の「競技」担当!しかもハンドボール!
それから研修を重ね、1年後には自分の役割が「チームリエゾン」という
大会スタッフと選手間を繋ぐ連絡係であることが判明。
業務について承諾後、活動内容の詳細メールが届き、
担当がハンドボール南米王者の「ARGENTINA(MEN)」に!
スペイン語圏ということもあり不安だったものの、
直近の大会で日本と対戦していたこともあり
もう興奮が止まりませんでした。
③大会当日
そして迎えた大会当日。チームリエゾンの1日は
選手村から始まります。
選手が乗るバスの前で待機していると、
画面越しで見てきたあの選手たちが
続々とやってきます…!
練習日も試合日も選手と同じバスで移動するのですが
さすがは南米のチーム。
バスの中ではサンバのような音楽で盛り上がり、
賑やかな雰囲気で毎日楽しかったです。
会場では選手の要望(飲み物/果物がほしい等)を
大会スタッフに伝達したり、
大会スタッフからの注意点を選手に共有したりと、
まさにリエゾン(連絡係)でした。
私はスペイン語を話せなかったため、
拙い英語と身振り手振りで共有していましたが、
正直アルゼンチンの方達には迷惑をかけたと思います。
スペイン語でコミュニケーションを取りたかった…。
選手達とまたいつか会う日までにスペイン語を磨きます。
ちなみに大会は、コロナウイルスの影響で
無観客で開催されたため
私が事前に購入していた観戦チケットは使用できませんでしたが、
リエゾンは選手が座るベンチの後ろに座るので
1番の特等席でした!
(※PCR検査は大会スタッフも毎日受けました)
いやー、長々と書いてますが、
1つの記事じゃ全てを伝えるのは無理っすね。
是非会社で会った時に話しましょう ✨
最後に、ボランティアに専念できるほどの休暇を容認いただいたビーンズラボ
ならびに会社のチームのメンバには大変感謝します。
本当にありがとうございました!!
【余談】
オリンピックではピンバッジを交換する風習があるんです。
国際大会ではおなじみの風景なのですが、
ネックストラップや服にジャラジャラとつけている人がいます。
私もアルゼンチンの方々から貰ったバッジがあるので、
ちょっとしたレガシーを共有してこの投稿の締めとします。