ビーンズラボのしゅっしゅです。
今日は、ビーンズラボのキャッチコピーにも使われている、ウチナーグチ(沖縄語)で挨拶をしてみました。
日本語にすると「皆さま、ご機嫌よう」といった具合です。
ウチナーグチのことを「沖縄方言」と言ったりもしますが、
偉い学者さん達によると、ウチナーグチは日本語から派生したのではなく、
「日本語と祖先を同じくする兄弟」にあたる言葉なのだそうで、
誇りを持って「沖縄語」と呼ぶ方もいらっしゃいます(諸説あり)。
そんなウチナーグチにも、
日本語でいう「ことわざ」「格言」に当たる
『黄金言葉(くがにくとぅば)』というものがあることをご存知でしょうか。
例えば、こんなのがあります。
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●ぬちがたなー はんさりーてぃん くとぅばー はんさららん
(鞘から抜き放たれ、切りつけてくる刀は避けられるが、口から飛び出した言葉は避けられない。)
→言葉はよく気を付けて使うべきである。
●にんとーしぇー うくさりーしが にんたふーなや うくさららん
(寝ているのは起こせるが、寝た振りは起こせない。)
→その気が無い者には働きかけても無駄である。
●かいねー ふとぅきぬちら はらいねー うにぬちら
(借りるときは仏の顔、払うときは鬼の顔。)
→金を返すときは、借りたとき以上に感謝の気持ちを表すのが礼儀である。
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以上 出典:『黄金言葉 ウチナーンチュが伝えることわざ200編』琉球新報社 より
などなど。いずれも、マイ・フェイバリット・黄金言葉です。
日本のことわざと比べて、
ズバッ、と言い切るような鋭い語感があるところが、個人的には好きな部分です。
さて、金言を残してくれた先人達に倣って、
僕もウチナーグチで『ビーンズラボ黄金言葉』を残してみようと思います。
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●ぬーさん さちかち ぬーんち ちゃーさん あとぅかち
(「何をしたか」は最初、「なぜ、どのようにしたか」は後に書く。)
→上司や顧客への報告では、結果・結論を先に書き、経緯を続けて書くと伝わりやすい。
●なあから なあから
(「あなたからどうぞ、あなたからどうぞ。」と後ろに下がる様子)
→東京とTV会議で映像を繋いで全体会をするときに、カメラから離れたところに立つ沖縄の社員を表して言う。
●うやとー けいたいぬ とぅくるんかえー みぐいみぐい
(親のところにはこまめに帰って様子を見る。携帯電話の入ったロッカーも同じようにこまめに確認する。)
→携帯電話が持ち込み禁止の執務室もあるが、大事な連絡が来て居ないかは良く確認するべきである。
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今回はビーンズラボ内で使えそうな、身近な言葉を翻訳してみました。
絶滅が危惧されるウチナーグチですが、興味を持つ人がひとりでも増えると嬉しいです。
なお今回、時間が無かったため、
ウチナーグチのチェックを有識者(?)に依頼することがかないませんでした。
もし、間違いなど有りましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
とお、あんしぇー、またやーさい。
(それでは、また。)